マレーシアの旅客機が謎の失踪をしてから2週間以上が経過したそうだが相変わらず謎だらけ。
しかし、ドップラー効果の応用と衛星を駆使して旅客機は海に墜ちたという結論が出たらしい。
乗客のほとんどが中国人だったらしく、家族も中国人が多くて、マレーシア航空の発表には猛烈に反発していた。
泣き叫び喚き散らし、暴れながら陰謀だ!等と叫んだり共産党の名前を出したり、慟哭とはまさにこの事か。(日本人は静かに悲しむはず。国民性の違いですね)
「墜落したという証拠を出せ」
「ですから。。。。ドップラー効果と衛星を駆使した結果が証拠になります」
「機体の一部も見つからないのになぜ墜落したと決め付けるのだ?」
「全ては海の底なんですから今は見つからないですよ。これから探しますが、それはあくまでも事後処理ってことでして」
「副操縦士が進路を変更する理由が無い!」
「理由と申しましても。。。頭がおかしくなったんだと思います。理由なんて無いんですよ」
とかなんとか言ったとか言わないとか。
事件や過失による事故が起きると捜査する側は必ずや動機や原因を究明しようとするけれど、そんなものは無い場合だって沢山あると思うのです。
例えば通り魔が大量殺人を実行したとして、裁判の過程で明かされる動機のほとんどが
「世の中に不満があった」
「目立ちたかった」
「世間を驚かせたかった」
というようなお決まりのパターンがほとんど。
これって本当に犯人の意思なのでしょうか?
「ムシャクシャしたから」
「ナイフの切れ味を試したかった」
「筋トレの成果を確認したかった」
的な、微妙に、あれ?コイツキチガイか?みたいな動機が実は結構あるんじゃないかな?って思います。
「神の意思によって手が勝手に動いた」
「ルミナスって亡霊が僕に命令した」
「殺さなきゃ殺される」
みたいなキチガイ確定の動機じゃなくて、微妙な動機の場合は、もしかして弁護側に精神鑑定を要求される可能性もあるわけだし、実は取調官にありきたりの動機に誘導されているのではないかな?とも思えてしまうほど通り魔事件の動機は似ているモノが多い。
「猛暑でイライラしたから殺しました」
「お前なぁ。そうじゃないだろ?本当の事言えよ?世間に不満があったんじゃないのか?生活保護申請却下されたんだろ?」
「イライラしただけだってば」
「ツッパるなよ。心を開いて自分と向き合え、な?印象悪いぞ?反省ないとストレートに無期だぞ?ん?」
「え?無期?あ、えーと。ふ、不満がありました。。。」
「そうか!そうだろ?役所にだな?ん?」
「あ、は、ハイ。」
元々が単純な理由で大量殺人を起こしてしまうような馬鹿な訳ですから誘導だって簡単だと思うのです。
こういう事を書くと「統合失調症に誤解が生まれるではないか!それにキチガイは差別用語だ」といった意見が直ぐに出てきます。
しかし、病気として認定されている統合失調症と、ここでいうキチガイとは全くの別物なのです。
病気と決定できないから野放しとなり、事件を起こしてしまう。
これは防ぎようが無いですね。
どうしたら被害者にならないで済むかというと、もうこれは運しかないのですよ。
そういう世の中になってしまったのです。
都会人なら1日に一回は誰かに命を預けるはず、電車に乗ったり、タクシーに乗ったり。
そんな時、命を預けた相手(運転手)が突如キチガイ発作を起こしてしまったら。。。。。ゾッとします。