芸能人の汚い食事シーンにウンザリ

先日ウド鈴木さんがスリランカにロケに行き依頼者の家で食事を御馳走になっていた時のこと。
スリランカは箸を使わずに手で食べる訳だが掌を使って握ったりしてはいけないらしい。
ウドちゃんはいきなり掌で料理を握り込んで依頼者の父親に汚物を見るような目で見られていた。
｢子供みたいな奴だな。。。。｣
と精一杯の嫌味を言われていた。
本当は
｢汚い奴だな〜、お前の国でいきなり料理に箸ぶっ刺して食べたら嫌な気持ちになるだろうよ？｣
とでも言いたかったのではないか？

スリランカのマナーくらい検索すれば分かるだろうにマネージャーは注意しないのだろうか、なぜいきなり失礼な事をするのだろう？笑いの為だろうか？
いや、そのシーンに一切の笑いは無かった。

日本って飽食のせいか食べ物を笑いにしようとしたりする事が多すぎる。

スイカの早食いや牛乳の一気飲み、｢余った食材はスタッフが美味しくいただきました｣ってもっともらしいけど以前の問題だと思うのな。

例えばジミー大西が外国に行くと必ず食事シーンが映されパスタ等を食べた時の外国人の嫌そうな顔が映し出されるというお決まり。
同行した外人が
｢貴方がパスタを啜る音が凄く嫌みたい｣
と遠まわしに注意をしても
｢ウホッ！ウマッ！ウマッ！ズズズズーーーージュルジュルクチャックチャッ｣
と見ているこっちが気持ち悪くなってしまう程。
面白いと思っているのだろうか？

日本の評判を落とすためにある種の意図をもってしてわざとやっているのではないか？とさえ思えてきてしまう。

最近はラーメン屋でも豪快に啜って食べる人は少ないらしい。
日本では麺類を啜っても良いというのがマナーだけれど限度をわきまえないと嫌われるという事だ。
一蘭の味集中システムカウンターなんかは実によく考えられていると思う。
思いっきりラーメンを食べてる姿を他人に見られたくないという触れ込みだが、裏を返せば気持ち悪い食べ方をしてる人を見たくないという事でもある訳だ。

芸能人の食事シーンはよく目にするがアイドル男性タレントは特に酷いものだ。
猿のように口いっぱいに詰め込み音をたてながらの食事。
箸の持ち方がまともな奴など皆無である。
やんちゃに口いっぱいに頬張る腕白な男の子を演出しているのだろうか？否、どの角度から観てもそうは思えない。

視聴している子供たちはどう感じているのだろうか？

｢クチャクチャ口を開けて食べないの！｣
｢え？なんで？｣
｢周囲が不快だよ！｣
｢嘘だ？！テレビもこんなんだよ？別に不快じゃないけど？｣

ってな事になって大人になって苦労しそうである。

どこかで
｢あれ？私注目されて嫌な顔されてる？なんでだろう？｣
気付くといいが。。。

先進国の中で食事のマナーが最下位なのは間違いなく日本だと思う。

牛丼のような簡単な料理でも不快な食べ方とそうでない食べ方をしている人がいる。
一度観察してみるといい。